「JEM Builder」による実行ファイルの構築 (1)ランタイム登録編

classファイルが出来上がりましたので、次に、アプリケーションをビルドする必要があります。
アプリケーションをビルドするには、「 JEM Builder 」という専用のソフトウェアを利用することになりますが、まず この「 JEM Builder 」に適切な設定を行う必要があります。
一度 適切な設定を行ってしまえば、あとはソース・コードを変更する毎にビルドを繰り返すだけなのですが、そのための初期設定が非常に複雑で判りにくくなっており、初めてJNIBのソフトウェアを開発する際に、最もつまずくところだと言えるでしょう。 ここでは、できるだけ詳しく解説してみます。

JEM Builder の起動

まず、ウィンドウズのスタート・メニューから aJileツールがインストールされているプログラム・グループの JemBuilderアイコンをクリックして「 JEM Builder 」を起動してください。

「 JEM Builder 」を初めて起動した場合、このような警告メッセージが表示されますが、 そのまま「了解」ボタンをクリックして次に進んでください。

「 JEM Builder 」が起動され、このような画面になります。

CDC 1.1 ランタイム・クラスのセットアップ

ここでは「 JEM Builder 」を初めて起動した、と仮定します。 まず 行わなければならないことは、「ランタイム・クラス」に関する設定を行うことです。 ちなみに この設定は、一度行っておけばよく、後はその設定を呼び出すだけになります。

メニューバーから [Project]-[Properties]を選択します。

すると、「 Project Properties 」ウィンドウが開いてきます。

ここでさらに 「 Project Properties 」ウィンドウの「 Embedded Runtime: 」欄の右側にある「 Define... 」ボタンをクリックします。 すると新たに 「 Select Runtime 」と表示されているウィンドウがポップアップします。

今 開いた 「 Select Runtime 」ウィンドウの画面左下にある「 New... 」ボタンをクリックします。 すると 画面右側の「 Edit 」セクションの各入力項目が白くなり、入力可能となります。

それぞれの項目に以下のような値を入力してください。 (この例では、ランタイムが C:\aJile にインストールされていると仮定しています。)

Name: aJile CDC 1.1
Classpath: C:\aJile\Runtime_cdc11\Rts
Root Directory: C:\aJile\Runtime_cdc11
JDK Classpath: C:\aJile\Runtime_cdc11\btclasses.zip;C:\aJile\Runtime_cdc11\foundation.jar
Select Runtime type: CDC

入力においては、上記の表から値をコピー&ペーストしてもよいですが、 「 Classpath: 」 「 Root Directory: 」 「 JDK Classpath: 」に関しては、それぞれの入力項目の右横のボタンをクリックして、「 Runtime path 」ウィンドウを表示させ、そこから Classpathディレクトリ や .jarファイル を選ぶこともできます。
例えば、以下の「 JDK Classpath: 」項目から開いた「 Runtime path 」ウィンドウでは、C:\aJile\Runtime_cdc11 ディレクトリ の「 btclasses.zip 」 と 「 foundation.jar 」を指定します。

すべての項目の入力が終了したら、「 OK 」ボタンをクリックしてください。 すると 画面左側の「 Runtimes 」セクションに 新たに「 aJile CDC 1.1 」というランタイムが登録されたことが確認できます。

ここでさらに 「 OK 」ボタンをクリックします。 「 Select Runtime 」ウィンドウが閉じて、「 Project Properties 」画面に戻ります。

戻ってきた「 Project Properties 」画面では、「 Embedded Runtime: 」欄に「 aJile CDC 1.1 」と表示されていることを確認してください。 それから 画面下の「 OK 」ボタンをクリックしてください。 「 Project Properties 」ウィンドウが閉じられ、「 JEM Builder 」が起動された時の画面となります。


「 JEM Builder 」における ランタイムの登録が済みましたので 次は、プロジェクトの登録に進みます。
「JEM Builder」による実行ファイルの構築 (2)プロジェクト登録編 ページに進んでください。

関連情報・リンク

Also available in: HTML TXT